周到な用意と計画で車検をパス!

心もきれいにしてくれた初めての車検

mechanic

昨年、人生初めての車検をしたことがとても思い出です。車検をする以前から、ライトが片方だけ取れる、走行中にカタカタ変な音が鳴るなどのトラブルで担当の工場にはよくお世話になっていましたが、初めての車検はわからないことだらけで、何を持参していったらいいのかや、いくらくらいかかるんだろうという不安でいっぱいでした。

それに、車検前によく不具合が出ている車でしたので、決定的な故障が見つかったらどうしようという不安もありました。(そういう欠陥を見つけるための車検なのですが…)

そして車検の日。工場に行くと、いつも優しくしてくれる社長さんが出迎えてくれました。社長さんは、私が緊張しているのを見抜いてくれたのか、「大丈夫!全部おじさんに任せてね。悪いところ全部直してあげるからね。」と笑顔で言ってくれました。

それに、自分の車以外の車を運転したことのなかった私の為に、私の車と同じ車種の代車を用意してくれていました。感激していると、工場の中から、いつも私の車の不具合を治してくれる工場長さんが出てきました。工場長さんは、少し強面で、寡黙な方だったので、初めてお会いした時は怖い人なのかな?と思っていましたが、話してみると優しい人でした。

その日も、「この前直したところはまた変になっていないかい?」「気になる症状はある?」「結構大事に乗ってくれてるんだね。」とたくさん話しかけてくれて、緊張していた私も、少しほっとできました。社長さんと工場長に車を預けて何日か後。車を引き取りに来てくださいとの連絡が。

その日は残業があって引き取りに行くのが遅くなってしまい、「もういないだろうな~」とダメ元で行ってみると、もう就業時間を過ぎているのに事務所に明かりが。「お仕事お疲れ様。大変そうだけど体は大丈夫?」と、社長さんが出迎えてくれました。

こんな不具合があった等の報告があった後、事務所に入って社長さんと少しお話をしました。「なんだか疲れてるようだけど大丈夫かい?」社長さんは私にお茶を出しながら言いました。

この頃、私は入社一年目の新入社員で、毎日慣れない仕事に追われ、肉体的にも精神的にもボロボロでした。けれど、何故か弱みを見せたくなくて、「大丈夫です!元気ですよー!」と強がってしまいました。

すると社長さんは、「本当?元気なのはいいけど、元気は無理してまで出すものじゃないよ。少しだけどゆっくり休んでいきなさい。」と言って、車検とは関係ないはずなのに、私の仕事の悩みを聞いてくれました。色々と話し込んで帰る時、「またいつでもおいでね。」と社長さんが見送ってくれました。社長の元を後にし、車を走らせた頃には心の中にあったもやもやもすっかり晴れていました。

私の初めての車検は、車だけじゃなくて、私の心も綺麗にしてもらえたようでした。

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